【イベント主催者向け】チケット販売システムとは?各システムの特徴と比較をご紹介

tickets1 イベント

イベントの開催にあたって必要となるチケット販売。チケットを販売するには様々な方法がありますが、中でも手軽にチケットを販売することができるのが、「チケット販売システム」です。

本記事ではそんなチケット販売システムの基本知識と、自身に合ったシステムの選び方についてご紹介します。

チケット販売システムを使うメリット

チケット販売システムを使う最大のメリットは、初めての人でもチケット販売・管理を完遂できる機能がそろっていることです。

ノウハウがなくてもチケット販売システム内の機能を活用することで、次に何をすべきかが理解できるようになっているシステムが多いです。

また、他にもチケット販売システムには次のようなメリットがあります。

・販売サイトなどを自社開発する必要がない

チケットを販売するページを準備しようとした際、自社でシステムを開発して販売していくことも可能ですが膨大な時間と費用がかかります。

しかし、チケット販売システムを用いれば、必要な情報を入力していくだけでチケット販売サイトが完成します。システムによっては特設ページを作成することも可能ですので、自社のオリジナル告知ページのように使用することもできます。

また、昨今ではチケットを購入する際に電子決済や電子チケット発行等が主流になりつつあります。そのような決済方法に対応した販売サイトを自社で作るとなると、相当な時間と知識、別途決済会社の選定と契約が必要になります。

ですが、チケット販売システムが持つプラットフォームを使えば、必要な情報を入力していくだけで電子決済にも対応したチケットの販売サイトが完成します。

ただし、対応している決済サービスの種類はチケット販売システムによって異なるので注意が必要です。

クレジットカード、銀行振込、キャリア決済のどれに対応しているのかという点はもちろんのこと、日本人以外の参加者も見込んでいる場合は多言語対応しているか、複数の通貨で決済可能かという点を確認しましょう。

■関連記事:イベント運営の徹底解説|運営マニュアル、ノウハウ・コツ、役割分担

・顧客データの管理などが簡単・便利

チケット購入者の氏名、電話番号、メールアドレス等、これらは個人情報に含まれます。イベント主催者として、チケット購入者のデータはきちんと管理したいものです。

チケット販売システムを使用すれば、購入者自身が入力したデータがそのまま顧客データに反映されます。また、チケットの支払い状況等も一緒に確認できるので、チケットの管理が簡単です。

また、電子チケットにすることで顧客データはイベント当日の受付にも活用可能です。電子チケットにすれば受付時にシステムに備え付けのアプリでチケットを読み込むだけで受付が完了します。※対応していないシステムもあります。

■関連記事:本当に役立つイベント管理システムとは?|イベント管理システム・ツールの機能と選ぶ上でのポイント・注意点

チケット販売システムの選び方

チケット販売システムを選ぶ以前に、あなたがチケット販売システムを使って実現したいことは何でしょうか。口コミでは高評価でも、どんなに機能が豊富でも、イベントに必要な機能がなければ元も子もありません。

導入してみて想定と異なった、となる前に、まずはあなたがチケット販売や顧客管理等で実現したいことを明確にしましょう。そうすることで本当に選ぶべきチケット販売システムが見えてきます。もし、どう明確にするか分からない場合は専門会社に相談するのも手です。

チケット販売システムに求める要件が決まったら、次に決めるのは販売方法です。チケット販売する方法は大きく分けて2つあります。

1つはチケット販売会社がチケットの販売・管理を主催者の代わりに行う方法です。こちらは収容人数が数千人規模のイベントやチケット販売に自信がない方、チケットの販売・管理を手間に感じ、すべてお任せしたい方にオススメです。

ただし、登録手続きや審査に数日から数週間かかるため販売開始までのスピード感に欠けるところがあります。また、手数料が高くなる傾向にありますので、その点に留意する必要があります。

また、個人情報取り扱いについても留意が必要です。万が一、情報漏えいがあった場合、それが例えチケット販売会社からの漏洩であったとしても委託元も賠償責任を負う可能性がありますので、その認識が必要です。

※過去の判例で委託元も使用者責任(民法715条)を問われ、慰謝料および弁護士費用の支払いを命じられたケースがあります

もう1つは主催者自身がチケットの販売・管理をする方法です。

システムの登録をすれば即日から数日間で販売開始できるため、スピード感があります。収容人数が数十人から数百人程度のイベントや主催者自身で販売・管理してコストを抑えたい方、顧客データを自分自身で活用したいと考えている方にオススメです。

チケットの販売方法を決めたら、次はいよいよチケット販売システムの選定です。

ここからは実際にかかるコストと使いやすさについてご紹介いたします。

・コスト

チケット販売はイベントの収益に関わる重要なものです。

自社が成し遂げたい目的と要件をもとに、イベントに必要な機能を最低限のコストで使えるチケット販売システムを見つけることがポイントです。

では、どのようなものにコストがかかるのでしょうか。

月額利用料(基本使用料)

一部のチケット販売システムでは、イベントの開催有無に関わらず毎月支払わなければならないコストが発生する場合があります。また、中にはサーバー利用料が月額5,000〜10,000円程度かかるものもあります。

チケット販売ごとの販売手数料

販売手数料とは売れたチケットの数だけ主催者がチケット販売システム側へ支払うコストです。平均は3~10%程度で、対象となるのは有料チケットが多いです。

ただし、改正割賦販売法の影響でクレジットカードを利用した決済の場合、クレジットカード決済代行会社が定める手数料以上の手数料を設定することは規約で禁止されています。しかし、これに対応していないチケット販売事業者もありますので、余計な手数料を支払っている可能性がある主催者は手数料について確認してみましょう。

例えば1枚1,000円のチケットが100枚売れた時、販売手数料が5%のチケット販売システムに支払う販売手数料は1,000×100×0.05=5,000円となります。

※ここでの販売手数料は決済代行会社が定めた割合

販売手数料はチケット販売システムによって異なりますので、有料チケットの販売を予定している人は確認しておきましょう。

この他にも、Webサイトから決済代行会社の決済処理にかかるトランザクション費用や月額利用料がかかる場合もありますので、この点も事前確認しておきましょう。

チケットの返金手数料

返金手数料とは購入者へチケット代金を返金する際にかかるコストです。この費用の相場はチケット1枚にあたり200~400円程度ですが、返金に対応していないイベントやシステムもあります。

例えば100枚のチケットを返金する場合、返金手数料が300円のチケット販売システムに支払う返金手数料は100×300=3,0000円となります。

自然災害や新型コロナウイルス感染症等、突然の中止を余儀なくされることがあります。万が一に備えて留意しておきましょう。

ただし、クレジットカード決済では、システム内で売上が確定していない場合は返金手数料がかからないこともありますのでシステム運営会社に確認しておきましょう。

その他のコスト

チケット販売システムにもよりますが、そのほかに生じる手数料例は以下のとおりです。

  • チケット販売システムから自社の銀行口座へ代金を振り込む手数料:平均200~400円
  • チケットの用紙代:チケット1枚あたり平均10円
  • 公演登録料(興行登録料):1公演あたり平均5,000円~10,000円

利用してから意外とお金がかかってしまった、ということもありますので、これら手数料も加味して最適なシステムを選定するようにしましょう。

Event Bundleが提供するイベント管理システムは、Basicプランなら年会費無料で様々な機能を使えます。コストを抑えながらも様々な機能を使いたいという方は以下をご覧ください。

Event Bundle 料金表

イベント管理はEvent Bundle(イベントバンドル)
Event Bundleは、展示会やセミナー、コンサートなど、企画や集客を含めた事前作業から当日の運営や実施、販売や分析といった事後フォローまで、年会費無料で導入できるイベント管理サービスです。IT導入補助金の利用や有料イベントの事前決済も可能で幅広いイベントで利用いただけます。

・使いやすさ

主催者はもちろんのことチケット購入者にも使いやすいチケット販売システムを選ぶと良いでしょう。

使いやすいとは、具体的には「操作方法が直感的であること」「困った時にすぐ相談できるサポート体制があること」等が挙げられます。

また、チケット販売だけでなく顧客データ管理やその後のフォローも一括で検討している方には、それらが一緒になっているチケット販売システムが便利です。

購入者データを活用することで、次回以降のイベント告知や営業につながるお得な情報をDMで発信するといったアプローチも可能です。

ただし、顧客データを持つということは、それに伴う主催者側の責任も伴います。

2021年2月、株式会社NTTデータ数理システムが同社主催イベントに関するメールを送信する際に、誤って顧客の個人情報リストを送ってしまったという事例がありました。こうしたことが起こると、多額の賠償責任が生じるだけでなく、社会的信頼の失墜につながる場合もありますので顧客データは厳重に取り扱いましょう。

また、システム側のセキュリティに問題がないかも確認しておくと安心です。

3.各チケット販売システムの特徴

ここからはイベントのチケット販売に役立つ各チケット販売システムの特徴をご紹介します。ご自身のイベントに適したものがありましたら、ぜひ利用してみてください。

tickets2

▼主催者の代わりにチケット販売会社がチケットの販売・管理を行うプレイガイド

・イープラス

イープラスは大手チケット販売会社のイープラスが運営しています。

チケット販売に加えて約1,000万人イープラス会員の中からイベントに関心のある人に向けてメルマガでイベントの告知をしてもらうことも可能です。

プランは、ライトプランとスタンダードプランの2種類があります。

ライトプランで使えるのは必要最低限のチケット販売機能のみですが、費用はお手頃です。一方でスタンダードプランは指定席販売や抽選販売、割引販売等といった様々な販売方法を設定できますので、こだわりを持ってチケット販売したい方にオススメです。

【販売手数料】

  • ライトプランはチケット料金の8%(一般発売)
  • スタンダードプランはチケット料金の8%(抽選)または10%(一般発売)

【公演登録料】

ライトプラン:5,500円、スタンダードプラン:11,000円

※1公演ごと

・チケットぴあ

チケットぴあは、チケット販売やイベントの主催等を行うぴあ株式会社が運営しています。チケット販売に加えてチケットぴあ会員約1700万人に向けてイベントの告知が可能です。

委託費用は席の販売方法を自由席と指定席どちらにするかによって異なります。それ以外の先着順販売や抽選販売といった機能はどちらの販売方法でも利用できることがポイントです。

【販売手数料】

チケット料金の8%(自由席)または10%(指定席)

【公演登録料】

自由席の販売:無料、指定席の販売:10,000円

・ローソンチケット

ローソンチケットは、ローソングループのチケット等を販売するローソンエンタテインメントが運営しています。チケットの販売支援として毎月15日、ローソンやHMVの店頭で無料配布される「月刊ローチケ」での告知等があります。

また、企画チケットの販売というものもあります。企画チケットとはロゴや写真等を使ったオリジナルチケットや協賛企業の広告掲載を設定したチケットのことです。チケットに付加価値をつけたいと考えている方にオススメです。

また、無料チケットの販売も可能です。

【販売手数料】

要お問合せ

【公演登録料】

要お問合せ

▼主催者自身がチケットの販売・管理をするチケット販売システム

・Peatix

Peatixはイベント管理サービスのPeatixが運営しています。約460万人以上の会員の中から自社のイベントに興味がある人に向けてイベントの告知をすることができます。

また、グループ機能を通じて参加者と主催者がコミュニケーションを取る機能があります。参加者とイベント以降も関係を維持したいと考えている方にオススメです。

【販売手数料】

4.9%+99円

例)1枚1000円のチケットが100枚売れた場合

販売手数料:14,800円(100,000×0.049=4900円 100枚×99円=9900円)

・teket

teketはコンピューター・ソフトウェアの開発、企画をするホン株式会社が運営しています。

特徴は、teketに登録されている全国のホールで指定席のチケット販売が可能なことです。

teketはオーケストラや演劇、舞台等のイベントにも力を入れているため、これらのイベントを予定している方にオススメです。

【販売手数料】

8%

例)1枚1000円のチケットが100枚売れた場合

販売手数料:8000円(1000×0.08×100=8000円)

・Event Bundle

Event Bundleはイベント運営支援事業等を展開する株式会社VividWorksが運営しています。

ユーザーアカウントを作成し、イベント詳細、チケット名、参加費、上限枚数、チケット販売の開始日時と終了日時を設定すれば、すぐにチケット販売を開始できます。

また、有料イベントのチケット販売にも対応しています。主催者がクレジットカード決済利用の申請をシステムを通じて行うことで、主催者がクレジットカード決済代行会社と直接契約することができます。そのため、Event Bundleではチケット販売にかかる手数料は一切発生しません。

※主催者に発生するクレジットカード決済手数料は3%台程度と非常に安価です。、詳しくはお問い合わせください

料金設定は3つのプランがあります。

無料のBasicプランでも十分活用できますが、申込者のトラッキング、来場者のデータ集計といった参加者のデータ活用をしたい方、クーポンの発行やタイムテーブルの設定といったイベントの細かい機能を活用したい方にはProまたはEnterpriseの利用がオススメです。

【年会費】

Basicプラン:無料、Proプラン:52,800円、Enterprise プラン:110,000円

※年会費は1月1日~12月31日の利用に対して発生します。

【販売手数料】

全てのプランで無料

今回はチケット販売システムについてご紹介しました。

新型コロナウイルス感染症によってオンラインのイベントが増えている中、オンラインで完結できるチケット販売システム+管理機能はイベントの成功を左右するものになるといえます。

チケット販売システムで最も重要なのは、自身が企画しているイベントの種類や規模、実現したいことに適した機能がそろっていることです。

そうはいっても、イメージだけで決めるのは難しいもの。初めての方はまずは無料で始められるシステムを活用してみることをオススメします。

Event Bundleではチケット販売に必要なシステムを無料で始めることができます。Basicプランなら年会費が無料で、チケット販売だけでなくイベントに必要な様々な機能が集約されたシステムです。

さらに、初めてチケット販売システムを利用する方の全面的にバックアップする集客・販売サポートも用意しています。まずは下記からお気軽にお問い合わせください。お待ちしております。

お問い合わせ

イベント管理はEvent Bundle(イベントバンドル)
Event Bundleは、展示会やセミナー、コンサートなど、企画や集客を含めた事前作業から当日の運営や実施、販売や分析といった事後フォローまで、年会費無料で導入できるイベント管理サービスです。IT導入補助金の利用や有料イベントの事前決済も可能で幅広いイベントで利用いただけます。

詳細(Event Bundle:集客・販売サポート)

イベント管理はEvent Bundle(イベントバンドル)
Event Bundleは、展示会やセミナー、コンサートなど、企画や集客を含めた事前作業から当日の運営や実施、販売や分析といった事後フォローまで、年会費無料で導入できるイベント管理サービスです。IT導入補助金の利用や有料イベントの事前決済も可能で幅広いイベントで利用いただけます。
タイトルとURLをコピーしました